探偵に追加料金を請求された!そんな時には・・・
「探偵に調査を依頼したら追加料金を請求された」というトラブルは苦情の中でも多いものです。
どうしてそんなことになるのでしょうか?
原因は、業界で統一されていない料金体系にあり
そもそも探偵事務所は調査業であり怪しいものではありません。
ですが、料金トラブルが多い原因のひとつに、業界で統一されていない料金体系があげられます。
探偵の調査には定価というものがありません。
極端な話をすると、見積書の料金ですべてコミコミというところもあれば、最低料金だけ記載で残りはすべて実費というところもあります。また、成功報酬というところもあります。
- 実費
- 成功報酬
- 後日清算
こんな料金体系の探偵の見積書は、見えない料金が隠れているのですが、見た目は安く見えます。
もちろん、きちんと説明がなされて契約がされればどんな見積書でもいいのですが、あとから「追加料金を請求された」と感じる人がいるということは、どこかに誤解を受けるような表示の仕方なり、説明不足などがあるのだと思います。
ただし、ご契約前にこれを知っておかないと自分でトラブルを招いてしまうことがあります。
注意点としてお伝えしおきますね。
こんな見積もりは要注意
調査員が一人分の料金で見積もりされている
尾行を確実に一人で行うのはまず無理です。戸建ての張り込みでさえ、出口は2つありますよね^^;
個人的には、調査員を一人で設定いる見積もりなら、その時点でその探偵とは契約しません。
調査が進んだからもう一人追加が目に見えますし、追加していいかどうか確認が入る間に尾行ができなくなって1日分の料金が水の泡になる可能性があるからです。
諸経費が全て後日精算になっている
一見、良心的に見える見積もりなのですが、諸経費がすべて後日精算となっていたら、私ならかなり突っ込んで質問します。
タクシーを呼ばれる可能性を考えたら、また、車両は必須だし、車で尾行ができなくなった場合を考えると、小回りが聞くバイクも必要だし・・・そもそも、その場に車両がなかったらそこでその日の調査がストップしてしまいます。
調査報告書の作成が入っていない
調査で一番大事なのが、証拠となる調査報告書です。探偵に調査を頼んで、口頭で報告、終わりなんてありえませんよね?
この部分について見積もりに載せていないとか、説明がないのは不親切だと思います。
追加料金のトラブルに巻き込まれないために
追加料金を請求されても、納得した上での追加から、トラブルになることもありませんよね。
調査プランと見積書が出されたら、調査報告書の作成まで含めての追加料金のあるなしを必ず確認しましょう。
この時に、「追加料金は実費となります」と言われたら、
- どんな実費が発生する可能性があるのか
- 一般的な例で具体的にいくら位発生するのか
を必ず確認して下さい。
実費という表現は不要なものは払わなくていいように受け取れてしまうので要注意です。
悪質な探偵事務所は、明らかにかかる料金を実費と言ってわざと計上しないこともあるのです。
そうすると、見積もりが安く見えますから。こんな場合、「実費」と説明しましたと言われてしまえば、払わないわけにはいかなくなります。
調査料金は、結果として安い終わるということが重要です。
目先の見積もり料金の安さにだけしかみないと、後から追加料金で泣くことになるかもしれません。
後日精算が悪いわけではないのですよ。安すぎる見積もりは追加料金の可能性ありと思って慎重に確認すればドラブルになることもありませんから、しっかり確認するようにしましょう。
このサイトは原一探偵事務所をおすすめしているわけですが、その理由のひとつに見積もり後の追加料金がないということがあげられます。
その代わり、後日精算がある探偵と比べたら、見積書は高く見えます。確認してみて下さい。
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