浮気調査を自分ですると損するかも?その理由は
「夫の行動が怪しい」「もしかしたら浮気をしてるかも?」
浮気に確信が持てない場合には、つい不安になって浮気調査を自分でする方法を調べたりしてしまいがちです。
「浮気調査は探偵に頼むと高そうだから自分で」という人も多いでしょう。でも、下手に自分で浮気調査をすると将来に渡って損をするかもしれないのです。
旦那さんが置き忘れたスマホをついさわって・・・なんて、やってしまいがちです。
でも、その何気ない行動が、将来に渡って自分を不利な立場に追い込むかもしれません。
このページでは、浮気調査を自分ですることに関するメリットと、それと引き換えに自分にふりかかる可能性があるデメリットをあわせて紹介します。
自己流の浮気調査の限界
まず、浮気調査を自分でする前に知っておいて欲しいことなのですが、自己流の浮気調査には限界があります。
その限界というのは、離婚することになり、裁判でも安心できるレベルの証拠はつかめないということです。
「裁判?離婚なんて考えてないわ」という人のほうが多いとは思います。
女性は、今のことだけを考えがちです。でも、浮気を疑っている、そんなあなたの行動に気づいた旦那さんはどんな行動にでるでしょうか?
警戒されると探偵でも調査が困難に
浮気を疑われていると思った段階から、男性はかなり警戒します。
例えばですが、今まではラブホテルに行っていたのを、ビジネスホテルに変更したり、二人で歩くのは極力さけたり、一時的に会うのを控えたり。
そのまま浮気がフェードアウトしてくれればいいのですが、水面下で絆が深まることも・・・これは、男女の仲の分からないところです。障害があるほど燃えるパターンですね。
男性が警戒しはじめると、探偵に調査を依頼しても浮気の証拠を取るのは困難を極めます。
・・・おかしいなと思って、奥様に確認すると、自分であれこれやってるんですよね。それで旦那さんも警戒してるわけなんですよ。奥様は、断られると困るので、私たちには黙っているのですが、調査をはじめると分かるんですよ・・・
(原一探偵事務所に実際に聞いた話より一部抜粋)
浮気調査の真似事を自分でした後に探偵に調査を依頼すると、少なからず、ターゲットとなる人物が警戒していて浮気の証拠がつかめないこともあるのだそうです。
浮気は続けている、切れていない、でも、浮気の証拠がつかめない
浮気調査を自分でした結果、こんな状態になることが実際にあるということです。
こんな状態で離婚を切り出されたら?
そして、最悪は、夫婦仲が悪化して離婚を切り出されてしまうこともないとはいい切れません。不安をあおるようでごめんなさい。でも、自分で浮気調査をするのなら、これくらいのリスクを抱える覚悟がないと将来が台無しになってしまう可能性があるのです。
あなたと離婚するとなれば、夫は浮気相手を守るでしょうし、自分の浮気が離婚の原因とは言わないでしょう。当然ながら、浮気の慰謝料はとれないし、ふつうの離婚の話し合いが進んでいくわけです。
財産分与もすべて平等ですし、離婚したら夫はあなたの将来に責任を持ちません。
中途半端な浮気の証拠はあなたの立場を悪くします
もしかしたら、「ちょっと夫を懲らしめてやろう」くらいの気持ちで、浮気調査を自分でやろうと思っているのかもしれないですよね。
でも、中途パンパな浮気の証拠を出すのはむしろあなたの立場を悪くします。
例えば、夫の携帯のLINEの履歴の隠し撮りとか、こっそりボイスレコーダーでとった録音とか。
このような証拠は、黒に近いグレーな方法での取得となりますので、法的にあなたのほうが不利な立場になることもあります。
しかも、ここまで危険を犯しても、こういったものは、浮気の証拠としての「証拠能力が低い」のです。
間接証拠・状況証拠と呼ばれるもので、浮気の証拠の決定打にはなりません。LINEで愛の言葉をささやいていても、ボイスレコーダーの録音に「愛してる」と入っていても決定打にはなりません。「言葉遊びだよ」などと言われてしまえばそれまでです。
法的に慰謝料を請求できるような浮気の証拠とは?
法的に慰謝料を請求できるような浮気の証拠は、不貞行為、つまり、肉体関係があったことを証明できるものだけです。
「探偵の調査だって同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、探偵は、探偵業法に則って合法的に浮気の証拠を手に入れるプロ なのです。
ただし、浮気調査を自分でするという人がほぼ検索して調べるGPS調査。このGPS調査に関しては、探偵が行うべき正当な行為とは言い切れませんから注意して下さい。
(グレーな手法があって断定はできないのですが)、参考に、信頼できる情報元として、東京都調査業協会のHPからの引用を紹介しておきますね。
下記の様な行為は、探偵・興信所として正当な行為とは言えません、くれぐれもご注意下さい。
別れさせ屋などの 「別れさせ工作」や「復縁工作」「復讐代行」などを行う行為
盗聴盗撮行為やストーカーや名誉毀損などを行う行為
電話やメールの発信先や着信や発信の履歴 ・内容などの通信の秘密を暴く行為
許可無く車両などに位置情報発信機等を取付ける行為
引用: 東京都調査業協会 http://www.tochoukyou.jp/rule02.html
ここにある「許可無く車両などに位置情報発信機等を取付ける行為」というのは、GPSによる調査です。
探偵社の中には、法に触れないように工夫をして^^;
GPSの調査を使った調査を行っている場合もあるようですが、GPSで車の動きを追尾しただけでは、LINEやボイスレコーダーの録音の証拠レベルと変わりません。
安い料金で探偵にGPS調査を依頼しても、必ずしもあなたが有利にならないということを知っておいて下さいね。
自分で浮気調査するメリットとデメリット
ここまで、自分で浮気調査するリスクばかりをクローズアップしてきましたが、私は、浮気調査を自分でするのを否定するわけではないです。
もしかしたら、浮気性の旦那様でちょっと証拠を見せれば大人しくなる場合もあるでしょうから。。
ただ、浮気問題で本気で悩んでいる人が安易な感覚で自分で浮気調査をするのはおすすめしません。「あとから失敗だった」と後悔することがないように、リスクを知った上で行動したほうがいいです。
自分で浮気調査をするメリットは、お金がかからないか、浮気調査の費用が少なくてすむ これくらいしかありません。
一方、自分で浮気調査をしてバレてしまったデメリットは、将来に渡って計り知れないものがあります。
浮気を疑っているとバレてから浮気調査を探偵に依頼すると、正直かなりのお金もかかりますよ。
もし、旦那さんをギャフンと言わせたいなら、浮気相手とラブホテルに出入りするくらいの証拠をつかんで下さい。
探偵事務所の料金が気になる人いると思いますが、旦那さんが油断している状態をピンポイントの日付ででおさえられればそれほど高くはなりません。
業界でも調査料力が評価されている原一探偵事務所の料金表をご紹介しておきますね。
当サイトからのご紹介だと、原一探偵事務所なら基本料金が半額になるのでよかったらこちらもご参考に。
探偵の調査報告書を見たら、浮気調査は自分でできるものではないなーと納得できると思います。
ここまでしておけば、開き直るスキを与えないので、万が一の時にもあなたが守られます。
私が読んだ体験談の中で、探偵の浮気調査でかかった費用は、旦那さんのおこづかいから引いているという強者がいました。経済的に弱い立場の女性は、これくらいしたたかでちょうどいいと思います^^
まとめ
浮気調査を自分ですることに関してのリスクと、それを踏まえた上でのメリット、デメリットをお話してきました。
安易な浮気調査で、自分の将来を台無しにしないように、ぜひ慎重に行動して下さいね。
この記事もよく読まれています